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【顧問契約】福岡市を中心に広告代理店業等を営む顧問先様(今では経営相談など何でも話せる頼りになる先生です)

福岡市にある鴻和法律事務所の弁護士の壇一也先生と顧問契約を締結してよかった点などをご説明させていただきます。

1 弊社について

弊社は、昭和37年に創業し、平成3年に法人化して現在に至ります。
現在では、本社のほか、九州及び中国地方に8つの営業所を構えております。主たる業務内容は広告代理店業・総合印刷業です。

 

2 顧問契約の依頼の経緯とその後(顧問弁護士の使い方)

弊社が弁護士の壇一也先生と顧問契約を締結したのは、平成22年になります。元々は、売掛金の回収を確実に行うために壇先生と顧問契約を締結しました。
ところが、実際に顧問契約を締結してみると、壇先生には売掛金の回収以外にも相談をすることが非常に多くありました。それは「せっかく顧問契約を締結したのだから、今までは大丈夫だろうと思ってやり過ごしてきたようなことについてもとりあえず相談してみよう」という動機が芽生えたからだと思います。

このように相談を続ける中で、壇先生からは、アドバイスだけではなく、様々な指摘を受けるようになり、私自身もそれをヒントに社内体制の改善や新たな施策に取り組むようになりました。

実際にこれまで売掛金の回収だけではなく、契約書のチェックや作成、問題行動を起こした従業員についての対応方法など様々な相談を行い、壇先生に依頼して無事に解決に至った案件も多数あります。

また、弊社は、現在、全く異なった事業(介護事業)を始めるべく準備中ですが、それについても適宜相談をしながら準備を進めています。

さらには経営相談をさせてもらうこともあります。社長という仕事は孤独な面もありますが、今ではプライベートの面まで何でも話せる良き相談相手でもあります。

また、当初は、私だけが壇先生に相談をしていましたが、現在では、弊社の社員には何かトラブルが発生しそうになった場合などには、壇先生に直接相談するように伝えており、実際に私以外の社員が直接壇先生に相談することも増えております。

 

 

 

3 弁護士の壇一也先生と顧問契約を締結してよかった点

今では壇先生と顧問契約を締結してよかったと実感しております。

何よりも、私自身や社員の負担が大きく減ったことが大きいです。壇先生に依頼する前は、売掛金の回収などはすべて弊社で行っておりましたが、今では自社でその回収が困難と考えた場合にはすぐに壇先生に相談し、実際に回収をお願いして無事回収できた案件も少なくありません。

たとえば、以前、弊社は、とある取引先との間で月額数百万円から数千万円にも及ぶ取引を行っていました。その取引先が東証一部上場企業であったこともあり、弊社は安心して取引を行っていましたが、実は途中からその取引先の担当社員が会社の業務とは関係なく個人的に行っていた取引であることが判明し、最終的にはかなりの金額の売掛金を回収できなくなりました。

そのため、壇先生に依頼して、その取引先会社の責任を追及し売掛金の支払いを求めたことがありました。その相手会社は大企業であったこともあり、東京の大手法律事務所の弁護士が4名体制で会社には責任はないと回答し、反論してきました。そして、約2年に及ぶ交渉→裁判の結果、弊社が請求していた金額の90%近い金額を回収することができました。

中小企業である弊社にとってはかなり大きな額であったため、請求していた金額の大半を無事に回収できたことに非常に安堵し、壇先生に依頼して本当によかったと思いました。

 

4 弊社の今後と事業承継対策

このようにして、私は壇先生に対しては全幅の信頼を置くようになっています。

私は、遠くない時期に私の子に経営権を譲ることを考えています。そのため、スムーズに経営権の委譲ができるように、子も交えて壇先生に相談しながら事業承継対策にも取り組んでおります。

壇先生がまだお若いということもあり、同じくまだまだ若い、私の子に経営権が移った後も末永く弊社の顧問弁護士として対応いただけるという安心感もあります。