クライアントの声

個人

【労働事件の労働者側】労働基準監督署が否定した労働者性が認められ、解雇無効とパワハラによる慰謝料請求、残業代請求、減額された賃金の支払いが認められました。

私は、福岡市にある鴻和法律事務所の弁護士の壇一也先生に私が当時勤務していた会社から受けた不当な対応の改善と回復ができるようにお願いしました。約2年にも及ぶ相手との交渉と裁判の結果、裁判所には、当方の要求の大半を認めていただきました。
このようなこともあり、私は弁護士の壇一也先生に依頼してよかったと心から思っています。約2年間に亘って壇先生に弁護活動をお願いする中で、壇先生とは何度も打ち合わせを重ね、その他、電話やメールのやりとりを重ねました。その中で私が特に印象に残ったことを以下に記します。

 

1.「労働法」という得意分野を持った先生です。

企業側と労働者側いずれの依頼も受けられますので、どちらの視点にも立った攻撃・防御の訴訟戦略を持っておられます。

私の場合は、知人から「壇先生は専門家向けの労働法の講義もされている先生なので、安心してお任せできる」と聞き、一度お会いして頼りになるという印象を持ちましたので依頼をさせていただきました。

労働事件の経験が豊富でいらっしゃるので、相手方の動きに対して迅速な対応をしていただけました。

○解雇事件の場合、相手方からの書面や主張は一方的な個人攻撃・人格攻撃になるのですが、今すぐ心配しなければならないことと、そうでないことの優先順位を分かり易く教えていただけたので、気持ちが少し楽になりました。

 

2.論理的で冷静沈着な先生です。

○とかく感情的になりがちな依頼人の気持ちを察して下さり、上手く話の要点を引き出して下さいます。

○裁判で一番大切なものは証拠なのですが、手持ちの証拠の整理や証拠の提出の仕方、証拠の使い方が巧みな先生だと思います。

依頼人の要望が裁判を進める上で、かえって依頼人にとって不利になる場合にはきちんと説明をして説得して下さいます。裁判では感情的になりすぎたり、冷静さを失った方が圧倒的に不利になりますから、これはとても有り難かったです。

 

3.依頼人に寄り添って下さる先生です。

裁判報告書や提出された証拠などは、間を置かずに依頼人に送って下さいます。 裁判の動きは一番気になる事柄ですので、これは非常に助かりました。

仕事は早い先生なのですが、重要な証拠の検討や、尋問前には十分に時間を取っていた頂けて安心が出来ました。また尋問で失敗しないか怖いという私に、他の事件の尋問を傍聴することを勧めて頂いたので尋問の雰囲気に慣れることが出来ました。

事件解決後にも納税の問題、その他でフォローして頂けました。

依頼人のためにより良い方法があると、夜の時間帯に打ち合わせの時間を取って下さったこともあり、先生の責任感や熱意といったものが伝わってきてとても嬉しく頼もしく思いました。

○不遜な言い方が許されるならば、裁判の頼れる司令塔でありながら、心強い戦友のように一緒に闘って下さる先生だと思います。