【企業側】福岡県糟屋郡でレンタル業を営む会社に対し残業代を請求された件で、100万円を減額して解決した事例
事案の概要(残業代請求)
本件は、福岡県糟屋郡でレンタル業を営むお客様の会社に対し、退職した従業員から残業代(割増賃金)約210万円を請求された事案です。
弁護士壇一也による弁護活動の成果
1 請求された額
210万円
2 解決額(支払った額)
110万円
3 減額した額
▲100万円(減額率47%)
4 苦労・工夫した点
私は、お客様に相手方弁護士から残業代を請求する内容証明郵便が届いた後に相談を受け、お客様の会社の代理人として対応することとなりました。
相手方従業員は自ら作成していた日報をもとに労働時間を主張し、未払残業代を請求していました。しかし、お客様と協議を行った結果、日報記載の労働時間は全面的に信用できないものであることがわかりました。
そのため、他の従業員の日報など、その他の証拠からすれば、相手方従業員の主張する労働時間が信用できないと言うことを相手方弁護士に具体的に主張し、強く反論しました。
このような方針に基づいて、相手方弁護士と粘り強く交渉をした結果、100万円を減額した金額を支払う内容で和解が成立しました。私が依頼を受けてから約3か月半というスピード解決でした。